まずは、病気は気づきのためではない(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)を読んでね。
4・健康という「成功の型」から学習する重要性が、薄らいでしまう、
について。
人が、学ぶためには大きく2つの方向性があります。
1は、失敗から学ぶ。
2は、成功から学ぶ。
(チャラい自己啓発的な話になってきた)
前者は、ただ失敗を経験すればいい、というわけではありません。
・原因は、心やトラウマではなく
・表面的な行動や環境圧力などを注視し
(環境圧力とは、環境によって強制的に行動が変えられてしまうこと。家でグダグダするのは、意識の問題ではなく、柔らかく心地の良いソファーやベッドがあるため、と認識する等。)
・自己完結的に存在するという前提で
(突発的な犯罪や災害などに対しては、自分に責任を持てなくていい。ただでさえ重過ぎる罪悪感に苛まれているのだから。)
・現実的という条件の知識を多量に入力し
・それを当てはめていく
という過程が必須となります。
後者は、
・特定の結果を出している現実的な思考、言動のパターン、環境圧力を特定し
・それを、「強制的」に自分に癖付けさせて
いく行為が求められます。
「病気は気づきのためはない(1)、(4)」でも記載したように、今まで気づきは、自分が痛痒を覚えた出来事を中心に多用されてきた理解です。
ゆえに、思考の癖付けがなされ、それが固定観念に昇華し(?)してしまいました。
そのため、成功は気づきのため、という柔軟性を失ってしまったのです。
続く。