まずは、「病気は気づきのためではない(7)」を読んでね。

3・結果として、ヒーラー、セラピスト界の質の向上を望めなくなってしまう

について。

高い結果を出せるヒーラー、セラピストは「唯」意識、エネルギーもしくは哲学論を採用することはありません。

知識を

1・現実的、具体的という条件で
2・多量に入力し
3・それらを再結合させ
4・新たな論理体系を構築したのちに
5・現場で多用

します。

そういった人種(?)は、「健全な意味」で本質から外れ、人に対して傲慢な認識を持っています。

・現実次元の心と体の状態を決定するのは、意識、エネルギー、トラウマ、カルマ、学びではなく、物理的な因子(来談者を取り巻く外の環境、表面的な行動、動作の癖に代表される体の使い方、筋肉や人体、骨などの位置や柔軟性、栄養状態、)である

・来談者が改善しなかったのは、占星術で唱われているような宿命(?)や学びのためではなく、セラピスト自身の知識や能力、彼らの自発性ややる気を誘発できなかった自分の至らなさである

と。

そこに「気づき」は、介在しません。

ゆえに、進展が観られなかったのは、自分の未熟さに起因しているのだから、より勉強しようという認識を固めていきます。

そして、セラピスト、ヒーラーは、また1つ知性や能力を高めていきます。

いずれはそれを、他の同業者(?)と共有します。

この繰り返しにより、ヒーリング、セラピー界の次元は、螺旋的かつ加速的に進化していきます。

「病気は気づきのため」という理解を、否定しているからこそです。

「気づき」、この言葉は、ヒーラー、セラピストの怠惰や自己保身のために、極めて使い勝手がいい。

続く。