まずは、病気は気づきのためではない(7)(8)を読んでね。

しかし、速やかに体調は良くなっていきます。
そこに意識、カルマ、気づき、学びにおける新しい変化はありません。
もちろん、カルマや運命論を大事にする人は、それらの解消や転換期を迎えたからだ、と思いたいでしょうが、占星術的に観ても快癒や転機は、まだまだ先であることが頻繁にあります。

以上の体験から、病気の多くは、高次領域の何者から与えられた事象ではなく、現実的な知識不足や誤った情報により引き起こされているということが、断言できます。
(もちろん、病気のすべてを説明できるわけではない。霊的、運命的な要素も含まれる)

ただ、気づきという概念を持ち込んでしまうと、1A、2Bという矛盾的な理解に、それこそ「気づく」ことが出来なくなります。
(1A・病気によって気づかせるのは、暴力で教育していくことよりも質がワルイ
2B・現実的な正しい健康法を徹底して勉強してきた、という自負心はあるのか)
与えられてしまったのだから、味わい終えるまで耐え忍ぶしかない、という悟り(?)に行き着いてしまうのです。

 

(病気は気づきのためではない6)
2・セラピストやヒーラーの現実的な知識不足や誤った情報によって引き起こされている事象に過ぎないにもかかわらず、あたかも正しい答えを出してしまっているかのような錯覚に陥ってしまう

について。

セラピストやヒーラー特にスピリチュアル系でその分野に携わっている人たちの大半は、現実的な治病知識において、目眩でしか世界を捉えられなくなるほどに、

・不勉強
もしくは
・的確な知見を選択する感性の破綻

状態にあります。

・未だに、糖がガンにとって唯一の栄養素(酸素は別ね)であることに気づかず
・それの塊である玄米を聖食に位置づけ
・動物性タンパク質をガンの原因と決めつけ
・だから、ローカーボ(低糖質食事法)は危険だと批判し
・分子栄養学におけるサプリメントを人工物だからいけない、という極端な自然主義で否定し
・古典的な必須栄養素の充足という、生化学を少しでも勉強すれば理解できる重要性に気づかず
・その代わりに、末端的な抗酸化物質を礼賛し
・大半の日本人女子は、内股で股関節が内旋した結果、反り腰になって痛みが出ているにもかかわらず
・「姿勢がワルい」、と、反らせるボディワークをさせ
・冷暖房の完備で、体温調整機能が衰えた結果、冷え性になっているのに
・さらに、慢性的に温めることを推奨し
・いよいよ自発的な発熱力を奪い、冷え性を悪化させて

います。

(他にも山ほどあるよ)

続く。