まずは「歪曲された懐古主義として(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)」を読んでね。

その役割があると、曲解しているだけであるならば、幼い可愛さで済みます。

しかし、それが、人間構造の本質的な問題へと移行するならば、事態は退転の一途を辿ります。

人は、何か特定の理解、行動、肩書きを、長期的に保持することで、「精神の命」ともいえる、自己の存在証明を成そうとする。

そのためだけに生きている、といっても過言ではありません。

ゆえに、彼ら(しつこいけど、特に団塊の世代ね)は、「若者を指導する」という表現を、その次元まで昇華させてしまいました。

続く。