まずは、「資本主義が世界を救う(3)(17)」を読んでね。

コンゴの自立に伴ってベルギーの会社が撤退せざるを得なくなり、鉱山の管理運営ができなったためです。

それから現在に至る50年以上の間、鉱山は放置されてきました。

今では、スズを運ぶために便利で安全な機械は一切使用することができないために、バケツリレーしか方法がない状態です。

そのため、いつ崩壊するかもしれない坑道に入り、文字通り死と隣合わせの採掘作業に精を出しています。

以上の説明からコンゴの人々の困苦は、グローバル経済や企業が介入したことによってもたらされたものではなく、撤退不介入によって引き起こされているのです。

不可思議なことに、世間にはこの事実があべこべに伝わっています。

驚くことにコンゴの「正しい経緯」をアンチグローバル経済の代表である「ロハス、スピリチュアル、真っ赤っか」に伝えると、沈黙し思考の選択肢にすら入れようとしません。

グローバル経済と企業が、貧困国の人権を確立するにもかかわらず。

相変わらず、グローバル経済が発展途上国を貧困に陥れていると、アフリカの子どもの泣いている写真と共に「論理ではなく情」へ訴えます。

彼らが何をしたいのか理解不能です。

続く。

アンチグローバル経済という頭の弱い純粋な善意が、貧困国を作りだす。

 

 

 

 

アスペルガーの天才型頭脳が炸裂! 誰も知らなかった《逆説の経済教室》
《資本主義&グローバル経済》こそが、世界を救う