まずは、「資本主義が世界を救う(3)フェアトレードという善意が貧困を深刻化させる」を読んでね。
頭を使えず、とかく情緒だけで判断したがるアンチ資本主義者は、資本主義やその申し子であるグローバル経済が貧困国の人々を奴隷として扱い、命の危険にさらしていると批判します。
本当でしょうか。
最貧困国であるコンゴ共和国の人々は、ルワンダ内戦(ツチ族とフチ族の争い)に巻き込まれ支配されてしまったために、農業ができなくなってしまいました。
彼らは生きるために換金性の高い商品を求めて、鉱石の一種であるスズを掘り出すことにしました。
コンゴには(確か東部だったと思う。間違っていたらご指摘を)、良質のスズ鉱山が多いのです
ただ、この仕事は危険きわまりない。
彼らが採掘のために潜っている鉱山は、ベルギー企業が開発したものでした。
その会社は鉱山内にレールを引き、多様な機材を活用して採掘していたので安全は高度に保たれていたのですが、1960年にコンゴが独立するにあたり鉱山会社が撤退したがため、それが崩壊してしまったのです。
続く。
グローバル企業が、労働における安全を確立する。
アスペルガーの天才型頭脳が炸裂! 誰も知らなかった《逆説の経済教室》
《資本主義&グローバル経済》こそが、世界を救う