まずは、隠れアスペルガーが最も支援と理解を得られない人種なのだろう(30)を読んでね。

狭窄的な人間へと陥ってしまって間もない頃は、短所を解決するといった生産的な思考は僅かながら残っています。

しかし、それが長期化するほどに、反比例して失われていきます。

思考とは呼べない、苦悶などの感情的沸き立ちだけが、頭を占めるようになります。

気質的に強く持っているうつ傾向や情緒の不安定さに、拍車がかかります。

いよいよ、生活に支障をきたし始めます。

・真面目ゆえに

・評価を落としたくないゆえに

・迷惑を掛けたくないゆえに

・努力したゆえに

短所を克服しようとしたアスペルガーは、さらなる痛みを招くことになります。

続く。

アスペルガーって、短所は、触るべきものそうでないもの、と、明確に区別する必要がある。

【隠れアスペルガーという才能(ベスト新書)】