まずは、隠れアスペルガーが最も支援と理解を得られない人種なのだろう(29)を読んでね。
残念ながら、アスペルガー人の凹凸の凹の能力は、懸命な努力にかかわらず、さほどの改善が見られないことが多い。(適切な方法と工夫のもとで圧倒的な量をこなせば、高みまで達することもあるよ)
報われない努力ほど、人のやる気や自尊心を折ってしまうものはありません。
しかし、人は、防衛本能上、苛烈な劣等感を持っている部位に意識を集中してしまうものです。
まして、アスペルガー人の多くは、隠れであろうと真性であろうと定型発達者には理解のできない、厚みのある劣等感に覆われてるために、それは一層のものとなります。
ゆえに「なんとしてでも、劣等感を作り出している凹を克服しなければ」と、決意します。
取り組みを開始します。
案の定、結果は出ません。
この時点で、アスペルガー人特有の劣等感や未来への絶望感は、肥大します。
同時に、彼らの凹への認知は、自分を殲滅する魔物へと変貌を遂げます。
ますます、アスペルガー人の意識は、凹へと集約されていきます。
短所しか見ることのできない、狭窄的な人間へと陥ってしまうのです。
続く。
隠れアスペルガー人は、自分の長所に興味がないの。(日本人全般に言えるけど。)