まずは、隠れアスペルガーが最も支援と理解を得られない人種なのだろう(4)(11)を読んでね。

若干、極論。

・空気を鋭く読めてしまう

・評価が下がることへ病的な恐怖を抱く

隠れアスペルガー女子は、当然のこと、その事態に気づきます。(気がつかないのもいるよ)

命懸け(?)で打開へと、乗り出します。

残念ながら、そこで多くの隠れアスペルガー女子は(男も)、間違った方向を選択してしまうのです。

「流暢な話し上手になろう」と。

気持ちは、分かります。

雑談が出来ないことによる、日常生活においての辛酸と劣等感。

人は、強いそれらを持つと、その発生源を抹消することへ躍起となるからです。

しかし、気質的に雑談を苦手とするアスペルガーが、しゃべり上手になることは、不可能ではありませんが極めて難しい。

肘を逆方向へと、自在に曲げ伸ばし出来るようになることと、同意になる場合もあります。

真剣に長期に渡り取り組んだにもかかわらず、改善を得られません。

その自分に対して、気質的、後天的に持っている莫大な劣等感と絶望感を、さらに増大させてしまいます。

健気な努力が、彼女を貶めます。

続く。

隠れアスペルガー、努力の方向性を間違えると、露骨に現状が悪化する。(誰でもそうだけどさ)

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