(若干、極論ね)
アスペルガーについての標準理解に沿った教科書を読むと、彼らは「空気を読めない」と、記載されています。
それは、「多くの場合」正しいのですが、隠れアスペルガーにおいて、その認識は通用しないことがあります。
定型発達者の追随を許さない「空気の読み込み能力」を発揮するのです。
おそらくは、
・嫌われる、または評価を下げる深裂な恐怖心による深い外部観察
・神経症的細やかさによる不満の投影 (少しでもぞんざいに扱われることへ不快を覚える人は、他人に対して繊細な対応となる)
・局部的把握の強さ(他人の顔は憶えられないにもかかわらず、眉毛の形が変わったか否かはわかる、といったもの。)
によって、開発されたと考えられます。(吉濱独自の見解ね。)
グレーゾーンアスペルガーは、教科書を読むことで混乱してしまうのです。
そして、
・性格
・生育歴
・生き方
に全ての原因を求め、終わらない自分探しの旅が始まります。
隠れアスペルガーというフレイム(見方)が、少しは自分という正体を解説する。
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