まずは、「アメリカ単一陰謀論の限界(14、15、16)」を読んでね。
年次改革要望書は、アメリカからの一方的な押しつけではありません。
毎年、日本も同じ数だけ、提出しています。
相当な数が、実現しています。
その政策の1つが、GMを、破綻の淵に追いつめました。
自動車会社は、アメリカの基幹産業です。(もちろん、日本車勢が優秀という理由も大きい)
彼らの誇りを削ぎました。
大量解雇で、労働人口の大移動が起こりました。
アメリカの労働市場と、資本市場の構造を変えました。
日本国内のアメリカ単一陰謀論者から、この指摘は聞こえてきません。
「一方的に、打ちのめされている」と、喧伝するばかりです。
彼らは、弱い日本という立ち位置を、愛して止まないようです。