まずは、「資本主義が世界を救う(1)」を読んでね。

1.悲惨な人類史を知らないことに加えて、現状について常に不満を見出そうとする、防衛本能による心理的なカラクリに引っかかっていることに気がついていない。

2.資本主義後期における技術的発展による可能性を想像できず、前期の未熟な技術による環境破壊を前提に未来を予測してしまっていることに気がついていない。

3.人は、数字や合理ではなく直観的情緒による理解と判断を好むがために、アンチ資本主義者やマスコミの意図しない(?)印象操作に引っかかってしまっていることに気がついていない

ことがあげられます。

1について。

歴史を丁寧に精査すれば、人身売買の横行、一国辺り25%をゆうに超える殺人率、戦争と国内紛争の頻発、飢餓や感染症の慢性化といった現代では考えられない異常事態の嵐であったことは、簡単に理解できます。

2について。

先端の技術を勉強すれば、植物工場に代表される森林伐採と農薬除草剤の必要のない農業技術、放射能を無害化する分子転換技術、二酸化炭素をエネルギー資源へと変換する人工光合成技術、副作用のほとんどない抗ガン剤といった世界を一変させる技術が、資本主義後期によって生み出されようとしていることが理解できます。

3について。

日本の犯罪白書をみれば明らかです。日本における殺人率は戦後最少です。最も治安がいい。警察が隠蔽しているわけではありません。ワイドショーで、一つの殺人事件を延々と垂れ流すがゆえに「物騒な世の中になった」と印象で思い込んでいるのです。数字で把握しようとしません。

一つ一つに、しっかりとした反論を立てることができます。

もちろん、現状の資本主義を全肯定するわけではありません。

問題は、山積しています。それを放置すれば、世界は破綻する可能性もある。そこだけを捉えば、「アンチ資本主義は正しい」と言わざるを得ない。

しかしそれは、未熟な資本主義の産物であり、真の資本主義が台頭すれば消滅する程度のものです。

続く。

暴力装置に過ぎなった資本主義が、世界平和形成の主役となる。

アスペルガーの天才型頭脳が炸裂! 誰も知らなかった《逆説の経済教室》
《資本主義&グローバル経済》こそが、世界を救う

 

 

 

資本主義で豊かになったからこそ、スピリチュアルができるのに。

「新しい人類がこの世界を賢く生きるために」