4月27日に新刊出るよ。
資本主義こそが、世界を救う。
ほぼ全ての人が、この理解に対して拒否反応を示します。 (この本、多分アマゾンレビューでボコ殴りになるだろうね。)
残念ながら何の論拠もない感情論にすぎません。(僕も以前は、極左そのものと言っていいほどのアンチ資本主義者でしたから、この論に違和感を覚える人の気持ちはよく分かる)
なぜなら、20世紀は「直観に」反して
・殺人と戦争が最も少なく
・欧米人のあからさまな暴力による植民地支配が消滅し
・人類史上初めて、脈絡と続いた感染症と飢餓から人類は解放され
・多くの人々が、日給1ドル未満の最貧困層から抜け出し
・世界的には、格差は縮小し(成熟した一国で見ると格差は広がっている。後に説明)
・成熟国を中心にある程度は、人権が確立された
という歴然とした事実が、そびえ立つ時代なのです。
20世紀という超近代は、資本主義を抜きに語ることはできない。
それどころか、資本主義発展の歴史と言っても過ぎた表現ではありません。
ならば、以上の指摘が正しいとすると、一概に「資本主義は悪」という認識は、成り立たなくなってしまうのです。
にもかかわらず、資本主義は常に悪者です。人心と地球環境を破壊する諸悪の根源として、位置付けられています。
なぜでしょうか。
続く。
アスペルガーの天才型頭脳が炸裂! 誰も知らなかった《逆説の経済教室》
《資本主義&グローバル経済》こそが、世界を救う