まずは「【質問ボックス】緊張、ストレス、精神疲労(1)」をお読みください。

3.
自律訓練法を習得するということ。
自律訓練法に関しては、佐々木雄二さんの著書を参考にしてください。
自律訓練法を行うことによって、3~4週間で深いリラックスを得られるような瞑想状態を習得することができます。
やっているときだけではなくて、やればやるほどリラックスが積み重なっていくので、過度に緊張することはなくなっていくでしょう。

4.
仕事に対しては、頑張れるときに頑張ってやれないときはやらない、という形ではなく、「50分やったら10分休憩する」ということを繰り返します。
休憩のときは、だらだら過ごすのではなくて、ご褒美としてコーヒーを飲むだとか、深呼吸するとか、簡単なストレッチを行うようにしましょう。
そうすることによって、メリハリがつきます。
メリハリがつくと同時に「ここまでやれる」「ここまで自分は頑張った」という達成感も得られます。
これだけでストレスは減るし、脳の血流なども回復するので、緊張も大幅に減っていくというわけです。
ここで重要なこととしては、50分仕事して休憩を取ったとき、たとえば休憩が長くなっちゃって20分休んで、次のクールの開始が11時10分になったとします。
この場合、次の休憩は50分後の12時ではなく、元の予定通り11時50分から取り始めるようにしましょう。

他にもたくさん取り組めることはありますが、まずはこの4つから始めてみてください。

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)