まずは「日本におけるアスペルガー(発達障がい)対策があまりにも遅れている理由(27)古典的心理カウンセラーとして」を読んでね。
例えば劣等感について。
彼らの理屈で捉えれば以下「」内のようになります。
「自尊心は幼少期における親との関係の中で育んでいくものです。(もちろん、この理解は的確な部分もあるよ)
親から無条件の肯定感を与えられることで、自分は無条件に生きることができる存在なのだ、という信念や認知が生まれ、結果として自分に対して無条件の自己肯定感が育つために、劣等感の入り込む隙間など存在しなくなる。
しかし、幼少期にそれが得られなければ、無条件の自己肯定感は円熟していくことはなく、劣等感が浸水するがごとく自己評価の世界を染めていってしまいます。
実際、あなた(来談者)のお話しでは幼少期の家庭において
・夫婦関係は上手くいかず
・母親は厳しい女性だったので、あまり褒められず
・父親は仕事の忙しさにかまけて、あまり交流がなく寂しい思いをしていた
とのこと。
それでは、無条件の自己肯定感を培う機会がほとんど得られず劣等感が肥大していくのは当然です。
劣等感の強さと神経症的な要素は、イコール関係となるので、その特徴である
・強い劣等感
・急き立てられる焦り
・論拠のない自己無価値感
・嫌われることへの大きな恐怖心
・過剰な責任感や義務感への束縛
・深い罪悪感
・未来への無力感とそこから生まれる不安
・神経が剥き出しになっているような繊細さ
を、多分に露呈することとなります。
だから、あなたの現状の苦しさは、劣等感や神経症的な自尊心が原因となっているのです。
そこを少しづつ紐解いていきましょう。」
という説明が展開されます。
続く。
沖田さんの本、とてもわかりやすい。
古典的心理カウンセラーは、今日も発達障がい者の人生を破壊する。
スピリチュアルも、発達障がいに混迷しかあたえない。