まずは「日本におけるアスペルガー(発達障がい)対策があまりにも遅れている理由(28)古典的心理カウンセラーとして」を読んでね。
「唯心」論で捉えらえれば、この理屈はさほど間違っていないように多くの人は聞こえてしまいます。
来談者は納得します。
自分の生きづらさは、「親子関係を中心とした生育歴にあったのだ」と。
いよいよ
・生育歴を丁寧に思いだす
・その過程で生じる葛藤を感じ尽くす
といった記憶と意識の世界へと没入していきます。
来談者は生きづらさと決別したい、という強い想いに駆られているため、選択した原因と方法にしがみつきます。
思考は、狭窄性を極めます。
来談者は、原因が存在しない世界で原因を探し、改善を得られない行為によって改善を得ようとします。
そこに発達障がいという理解が入り込む余地は、一切なくなります。
発達障がい対策に遅れが生じます。
沖田さんの本、とてもわかりやすい。
スピリチュアルも、発達障がいに混迷しかあたえない。