まずは「日本におけるアスペルガー(発達障がい)対策があまりにも遅れている理由(26)古典的心理カウンセラーとして」を読んでね。
アスペルガーの多くは、その「先天的な脳機能構造」により「神経症的な自尊心」を持つに至ります。
・強い劣等感
・急き立てられる焦り
・論拠のない自己無価値感
・嫌われることへの大きな恐怖心
・過剰な責任感や義務感への束縛
・深い罪悪感
・未来への無力感とそこから生まれる不安
・神経が剥き出しになっているような繊細さ
など。
繰り返しますが、アルペルガーは「先天的な脳機能構造」により、これらを抱えます。
問題のない家庭に育ったとしても、40〜50人に1人以上の度合いの強さを持っている場合、ほぼ確実に経験することになるのです。
この状態は、発達障がいではないけれど、恵まれない生育歴を経験し自尊心が損傷した定型発達者と同じような思考、感情、言動といった振る舞いになります。
発達障がいを知らない、無能な古典的あるいはスピ、自己啓発系の心理カウンセラーと称する人々は、当然のこと、発達障がい者の現状の苦しさを過去の生育歴に関連付けて紐解いていこうとします。
そこで、あまりにも検討違いな分析が展開されるのならばアスペルガーは、彼らから離れるのですが残念ながらそうはなりません。
ある程度は納得のいく説明が広がりを見せていくのです。
続く。
沖田さんの本、とてもわかりやすい。
古典的心理カウンセラーは、今日も発達障がい者の人生を破壊する。
スピリチュアルも、発達障がいに混迷しかあたえない。