まずは「発達障害人特有の慢性疲労には低血糖症が関係している」を読んでね。
低血糖症の理解は多少拡まりつつあるため、その症状に当てはまるという自覚がある人は対策を始めます。
ただ、残念なことにその多くは間違っているのと同時に、かえって悪化してしまう内容で占められています。
代表的な例として
・低血糖を自覚した時には砂糖や甘いアメ、チョコレートを食べる
があげられます。
たしかに、この方法は「食べた瞬間」だけは低血糖症対策に有効です。
実際、血糖値はみるみる上昇するので。
しかし、その上昇があまりにも急激であるため、体内が血糖値を下げようとインシュリンを大量分泌させ、また血糖値が瞬間的に下降します。
低血糖症というのは、延々と血糖値が上がらない、あるいは低位安定していることだけを指しているのではなく、こういった乱高下も含みます。
困ったことにそれが起こると
・体内のアドレナリンを中心としたホルモンで血糖値を上げる
・それをインシュリンで対抗的に下げる
・また砂糖を摂る、あるいはアドレナリンで血糖値を上昇させる
・インシュリンで下げる
・以上を延々(?)と繰り返す
といった状態が作り出されます。
我流の低血糖対策が、深刻なそれを招きます。
対策として即効性はありませんが、
・動物性をつまむ
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