強い多動ADHD傾向にある人は、予定のすっぽかしに陥ります。

原因は多岐に渡りますが、その一つにそもそも手帳を使わない、ということがあります。

・予定を聞いて
・そこら辺にある適当な紙にメモし
・そのまましまい込んで忘れる
・あるいは行方不明になる

を頻発させます。

だから、手帳を使って情報を一元化しないといけない。(もちろん、スマフォの無駄いじりがなければスマフォでもいいけれど、強い多動ADHDは中毒的に使ってしまう。)

ただ、新奇性の強さや飽き性を抱えているため、「手帳に記載」と伝えたところで、やはり上記の「やらかし」を繰り返します。

どうすればいいのか。

その一つとして、手帳にこだわりを持つことで、モノに対する嗜好や愛着の強さという症状にスイッチを入れることがあげられます。

・好きなデザイン、キャラクターが入ったもの
・高額なデコレーションやカバーをつける
・手触りが良いもの
・手帳そのものを値段の張るものにする

これにより、場合によっては手帳を頻繁に見返すようになり、予定を厳守できるようになります。(深刻なワーキングメモリー不全や衝動性を抱えている場合、この方法だけでは難しい)

以上を踏まえれば、どうせ手帳は重要ではないのだから安いので済ませよう、という考えは延々の悪循環を生みます。

 

多動ADHD人は、手帳という存在を忘れる
 

見るだけでわかる! 大人の発達障害のための段取りノート術
宝島社

 


マンガ版 片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。
宝島社新書

 

 

隠れ発達障害という才能を活かす逆転の成功法則
徳間書店

 

発達障害と結婚
イースト・プレス

 


発達障害の人のための上手に「人付き合い」ができるようになる本
実務教育出版

 

コミックエッセイ 隠れアスペルガーさんの才能・仕事の見つけ方
宝島社

 

発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート
メディカルパブリッシャー