発達障害人にローカーボ(糖質制限)食事療法の話をすると、果物はいいのか、という質問を受けます。

決まって以下の通りに答えます。

・できれば摂らない方がいい
・直観的には健康的な印象はあるが
・甘み成分である果糖は白砂糖の300倍の炎症効果を持っている
・その炎症は脳内まで及ぶ
・それが、ただでさえ脆弱な脳の神経伝達にさらなる不全を招き
・慢性疲労や情緒障害を引き起こす
・おまけに発達障害人の多くは抗炎症作用が遺伝的に弱いゆえ
・定型発達人よりも果糖害は深刻と言える

と。

果物全般を否定するつもりはありません。

アサイー、ノニ、プルーンなどは、体質に合えば高い健康効果は得られるでしょうし、大規模な疫学的調査でも果物は有効なこともある、と結論付けられています。

食べたい場合は

・糖質が低い
・ポリフェノール含有量が高い
・低血糖症に罹患していない
・朝に食べる
・大量は避ける

という条件であれば、良いと伝えています。

 

 

 


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