高校生になると、生理的な仕組みで体内時計が2時間近く後ろにズレる子が多発します。

それまで比較的早起きだった子も、朝起きられなくなります。

場合によっては、遅刻や不登校の直接的要因となります。

アメリカの高校の一部では「スクールスタートレイター」という始業時間を1〜2時間遅らせる仕組みを導入し遅刻不登校を減らしています。

日本の教育関係者や医師、スクールカウンセラーはこのことを知りません。

怠け、起立性調節障害、心の疲弊、という原因を持ち込みます。

改善しません。

ゆえに事態をややこしくし、当人や親が深刻であると思い込みます。

それが、いよいよ情緒不安定を作り、日常生活に大きな影を落とします。

無知は怖ろしいと言わざるを得ません。

対策としては、睡眠外来で用いられている光治療器で、体内時計を前倒しにすることがあげられます。

 

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