中途覚醒や極端な浅い眠りの多くには、睡眠中の持続的な扁桃核過覚醒が関係してします。(扁桃核過覚醒だけが原因ではない、睡眠障害の直接的な要因は30〜40近くある。あくまでも代表的な因子として。)

熟睡や質の向上のためには、いかに扁桃核を鎮静させるが鍵になると言えます。

その一つとして、否定的な過去を頻繁に想起しないことがあげられます。

にもかかわらず、隠れアスペルガー人は(真性も)、自身の「やらかし」を四六時中反芻することを趣味とします。

結果として、扁桃核が延々の過覚醒に陥り、就寝時もそれが発揮され睡眠障害が出来上がります。

困ったことに、睡眠障害を発症すると被害者意識や過去への罪悪感、後悔が強化されてしまうため、反芻にさらなる加速が起こります。

いよいよ悪循環が完成します。

発達障害を大幅に改善していくためには、質の良い睡眠は欠かせません。

反芻をしっかりと減らしていく必要があります。

超ざっくりの対策(というか方向性)としては

・有酸素運動(走るフォームが適切、ストレッチをしっかり行なう、強いO脚やX脚、軟骨磨耗がない、という条件であればランニングが最も良い。)
・次世代認知療法であるACT
・メタ認知療法

が、有効となります。

 

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