多動衝動傾向にあるADHD人の多くは、天才肌と言っても過大評価ではありません。
・豊かな発想
・素早い多岐に渡る学習
・行動の早さ(症状である衝動性の裏返しとも言えるが)
にもかかわらず、未完の大器で終わってしまう場合があります。
理由は様々ですが、一つに継続性のなさがあげられます。
どんなに上記のような長所を有していても
・仕事として形にする
・一流として稼ぎに直結する次元まで高める
には、ある程度の時間投入は必須となります。
しかし、継続性に問題があると、道半ばで放り出します。
しかも新奇性(新しもの好き)、衝動性の強さとワーキングメモリーの弱さが手伝って他の目新しいモノに飛びつく。
やはり、優秀な能力によりサッサと上達するのですが、また投げてしまいます。
結果として
「あの人は色んなことを
・知っている
・できる
・体験している
でも、何か形にしてるっけ?、結局何してる人なの?。」
という評価を下されるだけに終始します。
豊かな才能は、日の目を見ることはありません。
対策としては
・褒美性
・ライザップ的な監視制度
・2〜4週間に一回、行動と目標が合致しているか否かを伴奏者と一緒に精査する
ことがあげられます。(他にも多岐に渡る。)
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