日本は世界的にみても、類のない正確性、集団同調性を発揮しています。

もちろん、大きな長所ではあるのですが過剰となってしまい、それらを守ることが目的化し、達成しなければ厳しい罰が待っています。

多動衝動ADHD人は、どうしてもそれを達成することを苦手するゆえ、悪目立ちします。

そこで、周囲は短所よりも長所に注力、あるいは特化させる方向を取らせるならば問題は大幅に改善するのですが、積極的な短所是正を始めます。

結果が伴なうならば、まだいいのですが、中々そこへは至らない。

周囲は呆れ、当人も自尊心を失い、深刻な機能不全に陥ります。

それゆえ彼らは、たくさんの才能や長所に恵まれているのですが、適切に評価されないどころか、劣位的な存在というレッテルを貼られます。

確実に大幅な改善雨を得られる方法はあるのですが、それでも合格点まで持っていくまで時間を要するか、行動として適応できても心情としては苦しい、という状態のいずれかを迎えます。

かなり飛躍した理想論であり、かえって絶望心を煽ってしまうことは承知なのですが、可能であれば海外で働くことを視野に入れた方がいい。

日本においては異常扱いされている行動も、海外では標準的と認識されることは多々あります。

そして、豊かな才能を存分に発揮できる確率は跳ね上がります。

 
 
 

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