アスペルガー人の多くは、真性隠れ問わず
・責任感
・真面目さ
が過剰に強いために、明日の会社などでやるべきことを思い浮かべながら布団に入ってしまいます。
これがアスペルガー人特有の「眠り下手」を助長させています。
単純に思い返すだけならば何の問題もありませんが、業務を円滑にこなしている場合であったとしても
・先々への不安(超短期も含め)
・作業への自信のなさ
を同時に抱えているゆえ、不安や怖れなどの否定的感情を強く伴いながら、となってしまいます。
このような状態では、就寝時も怒りや恐怖に深く関係している脳部位である扁桃核が活性化し続け、中途覚醒や極端な浅い眠りを招きます。(扁桃核だけが原因ではない、脳は極めて複雑な相互作用の中で機能している。あくまでも代表的な部位というだけ。)
寝不足の体を引きずったままでは、
・ミスをする
・そうせずとも不安感は増す
ことになってしまうゆえ、睡眠障害は悪化の一途をたどります。
以上を踏まえると、寝る前には明日の作業を頭から外すことが極めて重要となります。
方法は多岐に渡るのですが、その一つとして
・明日の予定ややるべきことを
・一枚の紙に要点で記載し
・布団から離れた箇所に放っておく
が、あげられます。
スマフォ入力や予定帳では、あまり効果なし。
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