まずは「発達障害人にとって、スマフォは現代のアヘンである」を参照。
スマフォは、発達障害傾向の子どもにはあまり使わせない方が賢明です。
誤解なきように。
アンチスマフォ、ネットではない。
それらは、世界を救う道具であると心から信じている。
(10年もすればスマフォの形態は大きく変わるだろうけれど。)
理由は多岐に渡りますが、その一つとして
・しばらくの間は花形であろう
・かつ、発達障害人に向いていることが多い
プログラミングという職業の機会が奪われてしまう可能性があるからです。
(プログラミングは特にアスペルガー人に向いてはいるが、自己完結作業ではなく高度なコミュニケイションを用いる仕事でもあるので、ある程度の会話力開発は必須。)
スマフォの利便性に慣れてしまうと、デスクトップやラックトップといった既存PCに触ることが億劫となってしまい、それらから遠ざかってしまいます。
結果として、プログラミング学習ができなくなります。
事実、スマフォネイティブ世代の多くはPCを使いませんし、ワード、エクセルの使えない大学生が増えているそうです。
(知り合いの大学教授や助教授11人に聞いただけで、彼らも統計ではなく印象で答えたので参考までに)
学校でプログラミング授業は必須になるそうですが、そこで教わるとつまらな過ぎて、却って拒絶反応を起こす児童が増えるでしょうから、さして期待はできません。
もちろん、スマフォやタブレットでも開発できる時がやってくるでしょうが、本格的なものは随分と先になります。
これからの発達障害人の最大問題は、突き詰めるところ仕事です。
やはり彼ら(僕も)は、どんなに療育が上手く進んだとしても、適材適所でないと長期的な仕事人としての生活を送ることは難しい。
せっかく、時流に合致したプログラミングが才能であるにもかかわらず、「暇つぶしで使っていたに過ぎない」スマフォで仕事に苦戦することはおかしな話です。
だから、スマフォはほどほど、あるいは既存PCの楽しさを覚えてから活用する、というルール化は必須となります。
注意。
教科書通りの自閉症の人は、スマフォアプリでかなり効果的な改善や対応が可能となるはず。
問題を起こす状況やそれへの対応改善策が、マニュアルとして組みやすいため。
当事者や家族、その関係者も救われる。
スマフォは、発達障害人にも極めて有効な道具。
繰り返すけれど、全否定するつもりはない。
非常に価値はある。
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