発達障害人の多くは、慢性的な体調不良と疲労が蓄積しやすい体を持っています。(特に受動 孤立型アスペルガー人と不注意優勢ADHD人。多動 衝動優勢ADHD 人も体調不良問題を抱えているけれど、逆に体力が有り余っている場合も散見される)

そんな僕たちには、週5働いて発生した疲れを週2日で癒す事は、随分と無理があります。

もちろん、健康面に問題のない定型発達でも2日休みは少ない。

ただ、発達障害人の疲労は桁が違います。(特別扱いするのではなく)

例え、問題のない組織でも場合によっては適応障害に陥ってしまう度合いなのです。

当人も、この窮状を訴えても

・怠け者
・甘えるな
・誰だって休みたい

と、説教が返ってくることは承知しており、また自分のこういった特性を憎み、申し訳なく思っているため、本音として口にすることはありません。(本来は申し訳なく思う必要はない)

ギリギリまで耐えて、ある日突然電池が切れます。

根本(?)的には日本社会全体としての長すぎる労働時間を短縮することがあげられます。
(国内労働時間は、欧米成熟国と比較すれば300時間は減らせられる余地あり。)

ただ、それを達成するには歪んだ終身雇用制度の撤廃や抜本的改革という、政治として岩盤的な抵抗勢力が存在する極めて難しい分野となるため、早々に変わることはありません。

だから、個人的な対策を優先させる必要があります。

・最大酸素消費量(有酸素運動で求められるような機能)を高めることを中心とした体力作り
・ストレスマネジメントの習慣化
・低血糖症改善
・睡眠改善
・適応できる職種に切り替え(難しいのは承知)

が、有効となります。

 

隠れ発達障害という才能を活かす逆転の成功法則 
徳間書店

 

発達障害と結婚
イースト・プレス

 


発達障害の人のための上手に「人付き合い」ができるようになる本
実務教育出版

 

コミックエッセイ 隠れアスペルガーさんの才能・仕事の見つけ方
宝島社

 

発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート
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