アスペルガー人の多くは、無から有的に創り出すことを苦手とします。

事実、その類いの課題や仕事を出されると、見事に固まってしまいます。

では、本当に創造性が欠如しているかというと、そうではありません。

単純に創造性の定義が間違っているにすぎないのです。

多くの人は、創造性を無から有的なものと認識していますが、

・今ある有を
・再結合させる

場合がほとんどです。

事実、創造性の象徴(?)である世界を変えたイノベイションのほぼ全ては、要素技術を「くっつけなおした」だけに過ぎません。(戦争がイノベイションを引き起こしている悲しい現実はさておき)

では、単純に再結合させるだけでいいかというと、そうではありません。

「異質のフレイム(見方)」が条件となります。

アスペルガー人の多くは、変わっています。
というのことは、「天然」で異なったものの見方を乱発できるということです。

しかも、再結合の元となる「有となる知識」を集めることは、症状として好みます。

イノベイションという創造性の要素の全てを備えています。

にもかかわらず、先述の通り「創造性=無から有」と勘違いしてしまっているがゆえに、その貴重な力を発揮できないどころか、深い自己嫌悪に陥っています。

 

隠れ発達障害という才能を活かす逆転の成功法則 
徳間書店

 

発達障害と結婚
イースト・プレス

 


発達障害の人のための上手に「人付き合い」ができるようになる本
実務教育出版

 

コミックエッセイ 隠れアスペルガーさんの才能・仕事の見つけ方
宝島社

 

発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート
メディカルパブリッシャー