アスペルガー人の多くは、無から有的に創り出すことを苦手とします。
事実、その類いの課題や仕事を出されると、見事に固まってしまいます。
では、本当に創造性が欠如しているかというと、そうではありません。
単純に創造性の定義が間違っているにすぎないのです。
多くの人は、創造性を無から有的なものと認識していますが、
・今ある有を
・再結合させる
場合がほとんどです。
事実、創造性の象徴(?)である世界を変えたイノベイションのほぼ全ては、要素技術を「くっつけなおした」だけに過ぎません。(戦争がイノベイションを引き起こしている悲しい現実はさておき)
では、単純に再結合させるだけでいいかというと、そうではありません。
「異質のフレイム(見方)」が条件となります。
アスペルガー人の多くは、変わっています。
というのことは、「天然」で異なったものの見方を乱発できるということです。
しかも、再結合の元となる「有となる知識」を集めることは、症状として好みます。
イノベイションという創造性の要素の全てを備えています。
にもかかわらず、先述の通り「創造性=無から有」と勘違いしてしまっているがゆえに、その貴重な力を発揮できないどころか、深い自己嫌悪に陥っています。
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