隠れ(軽度)アスペルガー人女子も、結婚を円滑なものにするためには、真性(診断のつく)アスペルガー人ほどではないにしろ

・ペイス
・スペイス

大事にする必要があります。

ただ残念ながら、真性よりも彼女たちの方が、ペイス スペイス問題に苦しむことがあります。

隠れアスペルガー人女子の多くは

・嫌われる恐怖
・罪悪感
・優しさ

が深く、同時に他人の心を定型発達人よりも細やかに読み込めるため、何でもかんでも相手に合わせてしまい、自身のペイス、スペイスを捨ててしまいます。

結果として、ストレスをため続けます。

通常、ストレスが蓄積していくと、定型発達人は徐々に言動が変化したり不満を口にしたりするのですが、隠れアスペルガー人は臨界点を超えるまで、「平常運転」を続けます。
(もちろん、女子は定型であってもなかなか不満という「本音」は言わない。)

そのため、数ヶ月や数年は、ペイス、スペイス消失によるストレスは全くないかのように振る舞います。

それが、ある日突然に

・感情爆発
・一気に距離をおいて自己完結の世界へ閉じこもる

のどちらか、あるいは両方を表現します。

パートナーは、混乱します。

場合によっては、これをきっかけに関係性に複雑さが入り込みます。

「言えないから困ってるんだよ」という気持ちは痛いほど分かるのですが、ペイス、スペイスを多少でもいいから守るために、スモールステップでいいので口にする必要があります。
(僕も、改善はされてきたけれど「口は悪いのに断れない」というアスペルガー人特有の症状を抱えているので、その気持ちに共感する。)

相手に伝える上でのコツの一つに、相手のために言う、ということを自身に刷り込ませることが有効です。

隠れアスペルガー人女子は、自分の個人的な欲求と認識したことは途端に気弱になります。

しかし、全体のために望ましい、と認識した場合、普段はビビリなのに強くなります。

・自分のペイス、スペイスを適度な範囲で守ることは
・自身のワガママではなく
・夫に気分よくいてもらう
・関係を長期的に良好なものにする
・ためには必須のこと

と、繰り返し書くなり口にするなりして、脳に染み込ませます。
(実際にワガママではなく、いいことなのだから。)

すると、隠れアスペルガー人特有のある一部分での強気の心は、少し顔を出します。

結果、口にすることができます。
結婚生活の円滑化には、トラウマ、意識なんちゃらと言う前に、ペイス、スペイスの確保を最優先する

発達障害と結婚
イースト・プレス


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