解説書には、アスペルガー人は他人に無関心で自己完結的である、と記載されています。

たしかに、そういったアスペルガー人がいるのは事実ですが、実際のところは少数であり、むしろ定型発達人の範疇を超えた極度の寂しがり屋が大半を占めている、という理解の方が的確です。

ただ、アスペルガー人の場合は

・自身のペイス、スペイスを守らないと
・途端に精神的に崩れてしまう特性を抱え
・それを本能や経験として知っているために
・自己防衛として他人と極端なまでに

距離を置いてしまいます。(他にも劣等感や認知の偏りなどの要因もある)

そこだけを捉えて、第三者は無関心、自己完結と決めつけているのです。

違います。

アスペルガー人は、誰かに声をかけるでもなく部屋にこもりながら、身を崩すような寂しさに狼狽しています。
 
 
 
パートナーと一緒にいたい、でも独りがいい、という葛藤に染まる。
 

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