まずは「アスペルガー人の短所は長所から生まれている(1)」を読んでね。
アスペルガー人の多くは、興味が限局されています。
それゆえ、人生において
・楽しむ
・ストレスを解消する
という機会に恵まれることが少ないと言い切っても、さほど間違いではありません。
では、定型発達に比べて貧しい日常を送らざるを得ない純粋な短所かというと、けっして、そうではありません。
一極集中による最短、最速の達成力の裏返しである可能性が高いのです。
人が、何か目標を達成、習得するには、レーザービームのように一つに集中する方が圧倒的に早い。
事実、技術や事業、英語などの教養を、高みの次元で完成させた人のほとんどが、そればかりに取り組んでいます。
定型発達人の多くは、そんなことなど分かっていますが、
・興味が広く
・それが誘惑となり
・結果として
・レーザービーム的行動が
取れないというジレンマに陥っています。
彼らからすれば、アスペルガー人特有の限局性は、羨む特徴です。
これからの時代、終身雇用と総合事務職は、崩壊します。
その時には、早々に技術と目標達成を獲得する人間が生きやすくなる。
アスペルガー人の短所と認識されていた限局性が、長所として日の目を見ます。
アスペルガー人の興味の限局性は、効率的な生き方をもたらす側面がある。
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