まずは「発達障がいと学習障害(1)」を読んでね。

発達障がいと学習障害(1)」の圧倒的な量をこなすについて。

アスペルガーの学習障害を持っている分野への習得度合いは、定型発達者と異なった動きを見せます。

平均的な知能を持つ後者は、難易度が中程度の場合、1の量をこなせば0.2〜0.4くらいの学習が作られます。

2×0.2〜0.4、3×0.2〜0.4 といった具合に。

取り組んでまもなく結果が出るので、それなりに継続させられます。

前者の場合、ある臨界点を超えるまでは取り組みの量に関係なく、0.2〜0.4の理解をさまよいます。(もちろん、例外はあるし、定型にも当てはまることもある)

不思議なことに、その臨界点を通過した瞬間20〜30といった見識が生み出されます。

残念なことに、その特性を当事者も教える側も知りません。

それゆえに

・教える側は、怒り叱責し、ふんだんに不快を与え

・当事者は、臨界点を超える前に学習を離れ

・残るは、失敗体験、劣等感、学習嫌い、教える側との仲違い

という、将来の改善や希望に濃厚な影を落とす笑えない結果がだけが待ち受けます。