まずは、「アスペルガー人が雑談を克服するために(1)」を読んでね。
アスペルガー人にとっての雑談対策の優先方向としては、聴く「ふり」上手が最適(?)と言っていいでしょう。
・話したいという欲求が少ないので、黙っていられる
・話す際の型は、多様だけれど、聴く「ふり」のそれは、非常に少ない
・聴く「ふり」の型は、比較的習得しやすい
という理由で。
成人になれば、聴くことが大切、というのは知識として知っています。
残念ながら、世の中の大多数を占める定型発達は、話す欲求が強いためにそれを実行できません。
(欲求に原因を求めるのは、本来見当違いなんだけどね。)
アスペルガー人は、その欲求が薄弱なので(興味のあることは怒涛の喋りになる)、技法させ獲得すれば容易に達成することができます。
雑談生存競争を、乗り切ることができます。
おまけに、聴いてくれる人は枯渇しているのだから、貴重な存在としての立ち位置を確保できます。
人間関係は、大幅に楽なものとなります。