まずは「グレーゾーンアスペルガーの母親が療育を成功させるコツ(6)外部委託を徹底する」を読んでね。
(母親に療育の責任を集中させるのは間違いなのだけど、そうせざるを得ない社会的現状があるゆえ母親に焦点を当てる)
・外部委託するか否かの二者択一になっている
掃除や料理を任せるか否かではなく、週あたり前者は2日後者は3食、という「中途半端」で構わない。
・第三者を中心とした外部委託は存在しないと思い込んでいる
頼む人を書き出さないから、思い浮かばないだけにすぎない。(アスペ人も含め、多くの人は書き出す威力を知らない)
頼まないから、頼める人がいないという禅問答的勘違いを起こしているにすぎないことに気がついていない。
アサーション的なモノ言いをすれば、それなりに夫も外部委託先として戦力になる場合もある事実に気がついていない。(夫にご機嫌を伺うというのは、本来間違いなのだけども)
ペアレントトレーニングなどで用いられているトークンエコノミーなどを用いれば、子どももそれなりに役に立つことに気がついていない。
時間を金で買うという覚悟(?)を決めていない。(金銭的にどうしても難しい家庭も存在する。結構、無駄してることは多いんだけどね。)
等々。
以上のようなことを、繰り返しの質問を交えて提案することで、グレーアスペの母親は外部委託先を発見、開拓していきます。(一方的に話しても大半の人は腑に落ちないし、その後に細やかな方略の調整に入らなければ解決に至らない。)
週平均で6〜10時間を創出することができます。
緊急性のない療育であれば、十分です。
後は、すでに知っている療育法を実践するだけです。
真面目なグレーゾーンアスペ母の多くは、継続します。(スペクトラムで多動傾向のADHDが入っている場合は、継続のための技法も必要となる。)
子どもの負の特徴は、劇的に改善します。