まずは、「早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(15)」を読んでね。

それを踏まえれば、グレーゾーンであろうとなかろうと、アスペルガーが会話を成功させるには、
・定型発達者の多くは、会話の中身など求めていない(もちろん、面白いに越したことはないし、定型を見下しているのではない)

・定型発達者同士真剣に会話している機会は、極めて少ない

・会話の9割以上は、雑談で成り立っている

・雑談とは、目的、中身、学びのない言葉のみ(?)で成り立っている

ということを、自分に強く自覚させる必要があります。

その認識がなければ、いくら「話しのネタ集」を読み込んだとしても、会話上手になることはありえません。

事実、グレーゾーンアスペルガーには知識欲求が強く、対策を試みる前から豊富な教養(?)を兼ね備えている場合が多いのだから。

真面目な隠れアスペルガーが日常を楽にするコツの一つは、人間関係を健全な範囲でいい加減にとらえること。

 

新刊出たよ

人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)