まずは、「早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(16)」を読んでね。

グレーゾーンアスペルガーは、脅迫性障害の延長線として、恐怖や不安を原動力に
・定型発達者よりも空気を読めるがゆえに

・会話相手の機微を明確に捉えることができ

かつ、神経症的な

・罪悪感

・完璧主義

に頭を占有されてしまっているため、会話におけるわずかな失敗を (あくまでも、自分が勝手に描く完璧な会話内容と比較して)

・深刻な方向へと拡大解釈し

・長期的にそれについて、考え込んでしまう

傾向を持っています。(もちろん、グレーゾーンアスペルガー全員が当てはまるわけではないよ。例外もある)
・あの場面では、誉めるべきであった

・いくら砕けた雰囲気だったとはいえ、あの冗談は口が過ぎた

・自分の意見を言うのではなく、もう少し相手の考えに共感する「振り」をすべきだった

など。

もちろん、これらは誰にでも当てはまることですが、グレーゾーンアスペルガーの場合、定型発達者からすれば
・いや、そこまで気にする人なんていないよ

・そんなことあったっけ、全く記憶にないのだけど

といった次元の内容にまで、脅迫性は及んでしまいます。

続く。

真面目なグレーゾーンアスペルガーって、病的なまでの「気にしい」が、多いの。生きづらいの。

 

新刊出たよ

人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)