まずは、「早くにグレーゾーンアスペルガーというフレイム(見方)を取り入れた方がいい(14)」を読んでね。
そこそこ極論。
グレーゾーンアスペルガーの多くは、
・真面目さ
・責任感
・目的志向
を、強く持っています。
その延長で、全ての場面における人間関係を捉えます。
それ自体は否定されることではないのですが、実は、ただでさえ低い雑談力に拍車をかけてしまっている最大要因となってしまっているのです。
・この会話を意味あるものにしなければ
・相手に何か与えられる内容にしなければ
という、強迫観念に近い思いこみへと走らせます。
結果として、
・中身のない言葉を口にしてはならない
という、会話における「規則」を作り上げるのです。
だから、会話に苦慮するようになってしまう。
雑談を成功(?)させるには、「中身のない話しを躊躇なく口にできること」があげられるからです。
・池袋を歩いている際に偶然入ったラーメン屋が美味かった。
・家の愛猫が自分の尻尾を追いかけ回していた。
などといった、合理主義の過ぎたアスペルガーからすれば、「それ、話して何になるの」としか思えない言葉の総出演によって成り立っています。 (僕は今も、雑談に全く意味を感じられない。)
続く。
グレーゾーンアスペルガーにとって、雑談は苦行であり、義務であり。生きづらい人種だよね。
新刊出たよ
人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。(宝島社)