まずは「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(46)ハイ、次の話です」を読んでね。
多弁傾向のADHDの母親は、相談時間において何を望んでいるのかを明確にする必要する必要があります。
うっ積した感情を解放することが目的なのか。
適切な技法を獲得することが狙いなのか。
前者であれば、役立たずの傾聴セラピストの元へ行けばいい。
彼らは聴くことしか能がないので、喜んで対応してくれます。
ちなみに、ひたすら話させることで気づきが得られるというのは、大嘘です。
そういう人もいるのは事実ですが、
・心理技法をある程度は勉強している
・あるいは、知らないけれど直観的に日常生活で活用している
・論理的な思考力を発揮している
・自分の言動とそれがもたらした結果をメタ認知(ここで俯瞰くらいに思ってね)に認識することができる
という条件が必須となります。
これらを兼ね備えている人は、長期間に及ぶ問題の持続は存在しないので、相談員の元へ頻繁に通うことはありません。
続く。