まずは「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(45)ハイ、次の話です」を読んでね。

多動ADHD傾向の強い母親の多くは、話すことが目的となってしまっていることが多々あります。

先天性多弁症候群(もちろん吉濱の造語だよ)を発症しているためなのでしょう。(真面目に記載すると、話すことへの衝動が強い。脳内における連想力が類い稀でネタ(内容はスカスカ)が次から次へと湧いてくるため)

これでは、子どもの療育は進みません。

相談時間は、あくまでも何の役にも立たない傾聴セラピーで行なわれている感情の解放を狙いとして延々と来談者に話させるためにあるのではなく、適切な技法と環境設定を実践していくための知識や知恵を獲得していくためにあります。

残念ながら彼女たちの多くは、しっかり話しを聴こうなどという意識はありません。

「話したいだけ話す」という欲求だけがのさばっています。

例え、ウツで苦しむ28歳女性。

会社が外資へ変わり英語が公用語になったが、自分は全く話せない。

おまけに、英米人しかいない会議に日本人として自分だけ参加する羽目になり、毎日8時間英語の議論に付き合わされる。

それが原因でウツになってしまった。

重要なことは、うっ積した感情を放出することではなく英会話を習得すること。

にもかかわらず英会話教室で、ひたすら辛さをとうとうと口にする。

誰もが、彼女の英会話教室における言動は、ズレにズレていることは理解できます。

しかし、多弁傾向のADHDの母親は、方々でやってしまうのです。

苦しみは、当然のこと持続されます。

続く。