「質問に関係のないことを答える」について。
コミュニケーションに問題のある人の多くは、相手のことを考えていません。
あるいは、存在そのものがありません。
自分が作り出した脳内妄想だけを注視して話しています。
彼らの多くは、相手側の発した言葉を理解しようとするのではなく、それを元に連想ゲームをはじめてしまいます。
それは、相手が質問した際にも存分に発揮されます。
僕もセッションにおいて、頻繁に体験します。
吉濱「肉は、毎日何gほど食べますか。」
来談者「ハナマサ、あまりの安さに驚きました。」
答えになっていません。
全く噛み合っていません。
しかし、来談者の脳内においては整合性は取れています。
肉。
肉と言えば久しぶりに池袋を歩いた。
黄色い看板が目立つ店が目についた。
食品店らしいので入ってみた。
肉が一般スーパーの3〜5分の1の値段で売られていた。
驚いた。
店名はハナマサ。
凄いなハナマサ。
これが、謎の珍答の正体です。