これも5年前。やはり頭を打ちつけたくなるほど恥ずかしいけれど、向学の意識を忘れないために再掲載。

仮に毎年、国内において、放射能汚染により5千人の死者が出ているとする。

世論は、間違いなく原発全廃へ傾きます。

「それほど危険ではない」と言おうものなら、キチガイ扱いされることでしょう。

毎年、国内において、車による交通事故死者数は6千人を超えています。

来年も確実です。

にもかかわらず、車全廃論を唱えれば、「過剰反応だ」と嗤われることでしょう。

死に方により、命の重みは異なるようです。

人は、危険を、論理ではなく情緒で判断します。

 

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)