まずは「発達障がいの子の負の特徴を悪化させる母親の共通点(6)」を読んでね。(重要なので、この編の4、5とあえて重複させている。クドイけれどご了承を。)
定型発達であったとしても理解は難しいのですから、発達にとっては宇宙語と同等の扱いになってしまいます。
発達の頭は、完全に停止します。
・返答ができない
・検討違いな動作を取ってしまう、固まる
といった状態に陥ります。
さすがに主語欠乏の母親は、理解に及んでいないことを察します。
そこで、より熱を入れて話します。
残念ながら、会話の基礎力がないがゆえに、より悪化した伝達を行なってしまうことになります。
投げ方の知らない素人が全力で投げたならば、よりトンデモない方向に放ってしまうのと同じです。
しかし、母親はこの問題に気がつかず、「こんなに一生懸命伝えているのに、どうして分からないの」と激怒します。
子どもは傷つきます。
自信を失います。
新しい習慣や作業能力の学習意欲を極端に失います。
何もできない子に育ちます。
続く。