まずは、「発達障がいとの向き合いかた(12)精神薬摂取について」を読んでね。

さらに困ったことに、世の中の大多数を占める医者ではない一般市民としての団塊の世代も、発達障がいに対して理解を示す向きはありません。(というよりも、感性と学習意欲を失ってしまったがために全ての新しい事象に対して応答できなくなっている)

団塊の世代に発達障がいの説明をすると

・そんなこと言ったら誰だって発達障がいだ

・発達障がいのせいにするな

・気持ちをしっかり保てば、そんなことは問題にならない

・親がだらしないからだ

・俺を障がい者扱いするのか

・何でも病名をつけることで逃げようとする

・俺が発達障がいなわけがないだろう

という反応がほとんどです。

話しになりません。

彼らは、人口として最大多数派なので、選挙において最も重要な「お客さん」となります。

政治家は当選するために、

・子育て

・障がい者福祉

を優先させることは許されません。

団塊の世代を優遇する必要に駆られます。

政策としても、最大の障壁となるのです。

とある物理学者が口にした「科学は葬式のたびに進化する」は、「世の中は葬式のたびに進化する」へ置き換えてもさほど間違いではなさそうです。

続く。

以前僕に「発達障がいという言葉を使うな 」と説教を始めた団塊世代のバカがいた。

 
 

 

【発達障害とどう向き合うか】(実務教育出版)