まずは、「発達障がいとの向き合い方(11)精神薬摂取について」を読んでね。
自主管理という名の占拠を行なっていた人たちは、生活のために今では穏健な精神医療を実践しているそうです。
一聞すると改心(?)したように思えますが、精神病の否定が根底にあることには変わりありません。
精神医学を勉強することはありえない。
当然のこと、日本おいて新参者である発達障がいを知るよしもない。
仮に耳に入れたとしても、先述の「精神病というものは存在しない。精神病は、弱者を抑圧するために社会が作り出した仕組みだ」という認識から離脱していないので、「発達障がいという言葉は、権力が都合の良いように国を支配するために必要な、社会的弱者を作りだす新手の理解だ」くらいにしか思わないでしょう。
そして、患者に対して嘘あるいは間違った情報や診察を与えます。
患者の人生は、混迷を深めます。
とある物理学者が、「科学は葬式のたびに進化する」と口にしたそうです。
その通りです。
真っ赤なしかも多数を占めるかもしれない精神科医が日本から退出すれば、精神医学と発達障がいの理解対策は、急速に発展することでしょう。
続く。
15年後、団塊世代の葬式は日常的なものとなる。その時、日本の発達障がい対策は飛躍を遂げる 。