募集期間:9月17日~10月31日
まずは、「発達障がい改善のためには来談者中心療法を選択してはならない(3)(4)」を読んでね。
加えて、安易に共感など示してしまうおうものなら、その人の歪んだ認知を支持することになります。
人は、自我防衛上どんな人間関係においても
・自分の正しさ
・他人の過ち
を証明したい生き物ですが、自己完結的に達成することは難しい。
第三者の力が必要となります。
ゆえに、カウンセラーの共感を利用(?)してしまいます。
結果として、
・私は正しかった
・行動や思考としての選択肢は、これ以外になかった
という新たな硬直化した認知が出来上がります。
来談者は、変わらず自分の認知とそれに由来する思考、感情、行動に苦しむこととなります。
にもかかわらず、今も日本における心理カウンセリングで中心的な技法になっている来談者中心療法においては、自動反射のような共感が重要視されています。
来談者が改善されることはありません。
続く。
【片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。 (コミックエッセイ)】( 宝島社)