(若干、極論ね)
隠れアスペルガーの症状の多くは、特別なものではありません。誰もが人間である以上、当たり前に持っている負の特徴(?)と、同じものばかりです。
・初めてのことへの恐怖心
・雑談の難しさ
・仕事の優先順位のはき違え
・雑務への単純ミス
・劣等感
・出来事や将来への不安
等々。(他にもある)
しかし、
1・それらの一つひとつの度合いが、とても強い
2・もしくは、持っている種類が多過ぎる
3・あるいは、1と2が混在している
というのが、隠れアスペルガーの特徴なのです。
それゆえに、自分が該当すると気づいていない人が、
1・自分の「困っている特徴」を話しても
2・「そんなこと誰でもあるよ。気にし過ぎだよ」と
3・「一般化された」回答を受け取る
だけに、終始してしまいます。
そして「やはり、自分は気にしすぎているだけなのか。でも、この苦しさは何なんだ。」と、混迷を深めます。
場合によっては、見当違いなトラウマに原因を求め始めます。
そろそろ、隠れアスペルガー(もちろん、ADHDも)という「フレーム」を、取り込んでもいいのかもしれません。
隠れアスペルガー、というフレーム(見方)が、人生を多少は楽にする。
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