・責任感

・真面目さ
・心配

を過剰に持つアスペルガー人は、布団に入ってから眠りに落ちるまでの間、明日のすべきことを延々と頭の中で巡らせます。

残念ながら、それが日常生活を徐々に崩壊させていきます。

基本的にアスペルガー人にとって、明日のすべきことは、不安や恐怖です。

ゆえに、それらを考えただけで、怒りや恐怖を司る扁桃核が活性化します。

すると、眠っている最中もその活性は続きます。

それが、不眠症の大きな要因となります。

実際、不眠に悩む人の多くに、睡眠中における扁桃核の過覚醒が指摘されています。(睡眠障害の要因は多岐に渡る。)

アスペルガー人にとって、睡眠障害は大きな打撃となります。

もちろん、それはすべての人に大変な負担になるものですが、彼ら(僕も)にとっては計り知れないものがあります。

極端なという条件がついた

・生産性、正確性の低下
・無気力、抑うつ状態
・不安、心配の増大

が襲いかかり、仕事でミスや滞りを発生させて、より

・責任感
・真面目さ
・心配

を、加速させて、寝る直前のすべきことの頭の巡らせは強くなり、また眠れなくなり、という悪循環に陥ります。

では、気質的なものだから、諦めざるを得ないのかというとそうではありません。

根本から改善する方法は、あります。

ただ、時間がかかるため、とりあえずの対処療法を紹介します。

非常に単純ですが

・寝る30分前に明日のすべきことを紙に書き出して、それを布団から離れたところに置いておく

だけです。

これだけで、頭の巡らせは、大幅に減ります。

スマフォだと、効果は薄いようです。(しかも、イジリ始めて、そのまま夜中に突入するでしょうから)