発達障害人の多くは
・聴覚過敏
・聴覚性ワーキングメモリの脆弱性
を同時に抱えています。
すると、前者の症状によって、周囲は聞き逃すほどの小さい音や声に気がつくにもかかわらず、後者によって、他人の簡単な話し言葉を理解できない、という不可思議な状態に陥ります。
しかし、周囲はそんな特徴を知らず、理解せずなので
・とても耳のいい奴なのだから話し言葉を理解できて当たり前
と認識しているので、理解できない現状に対して人の話しを聞くつもりのない無礼な奴だ、と勘違いします。
場合によっては、仲間外れやイジメの対象となってしまいます。
聴覚性ワーキングメモリの不全によって、人間関係に苦しんでいる発達障害人が多くいます。