発達障害人の人生は、睡眠障害がなかったとしても眠気との戦いです。

熟睡できたとしても、四六時中、眠けがつきまとうため

・作業効率の低下
・物事全般への無気力
・対人関係への消極性
・反すう

に陥ります。

ここで多くの彼らは、コーヒーやエナジードリンクに手を出します。

その瞬間は効果を実感できるため、摂取する回数がおのずと増えていきます。

ここから地獄が始まります。

それらに含まれているカフェインと砂糖が

・低血糖症
・副腎疲労

を招くため、より眠気が強くなり、コーヒーとエナジードリンクの量が増えて、さらに眠気が、という悪循環に陥ります。

発達障害人の多くは、それがよろしくないことくらい分かっています。

しかし、長期的な視点よりも目先に苦しさを解消したくなるのが発達や定型にかかわらず人間の本能のため、ついつい手を出してしまいます。

では、副作用や悪化のない改善方法はないのかというと、そうではありません。

取り組むべきことはあまりにも多岐に渡りますが、代表的なものとして

・セントジョンズワード
・ビフィドバクテリウムロンガム(腸内で生成されたセロトニンは脳内に届かないけれど、迷走神経を通じて覚醒の刺激は伝達される。)

の摂取があげられます。

そうすることで、脳内の覚醒を司るセロトニンシステムが少しは活性するので、ある程度は眠気は減ります。(他にも複合的にやらないと、大幅な結果は出ないからね。)