隠れ(グレーゾーン)発達障害人の多くは、自身のコミュケイション能力に自信がありません。

ゆえに

・対人関係は希薄になる

・緊張は強くなる

といった事態を迎えます。

それらを解消しようと、悩み練習します。

では、本当に「コミュ障」なのかというと、多くの場合、そうではありません。

たしかに、頭を高速回転させながら必死になって会話に付いていっている面があるのは事実ですが、定型発達人とさほど変わらない内容で話を進めています。

ただ

・深すぎる劣等感

・病的な完璧主義

・会話後に無理やり問題点を見つけ出しての反すう

を抱えているゆえに、深刻なコミュ障と勘違いしているのです。

残念ながら、以上に気がつかないと、いくら練習しても自分はコミュ障というレッテルを剥がせません。

それどころか、自分はどんなに頑張っても改善できない、という思い込みが生まれ、結果としてさらなる

・対人緊張

・劣等感

を招きます。

もちろん、会話の練習をしても構わないのですが、まずは自分のコミュニケイションが他者と比較して、本当に酷い状態にあるのかを確認する必要があります。

超ざっくりの対策として

・そもそも隠れ発達障害人は、・深すぎる劣等感・病的な完璧主義・会話後に無理やり問題点を見つけ出しての反すう で、コミュ障と思い込んでいる面があることを自覚する

・その上で、録音して自他の会話を比較する(会話上手の人間を対象とする必要はない。あくまでも平均的な人。)

があげられます。